Osaka Metro66系について
OsakaMetro66系は1990年に登場し、当時の60系を置き換える目的で製造されました。その後、2002年には増備車が登場し、60系すべての置き換えが完了しました。最近は初期車にリニューアル工事が施工され登場時と全く異なる外観になりました。今回は2002年以降に製造された増備車となります。
製品紹介
メーカー:ポポンデッタ
製品名:〈6041〉Osaka Metro66系後期車堺筋線8両セット
発売日:2024年2月
定価:32,780円(税込)
当初は2022年に発売予定でしたが遅れに遅れての発売となりました。この製造以外にも初期未更新編成、リニューアル編成も発売予定でしたが、後者は未だ発売されていません。どうなっているのでしょうか。
車両画像
行先表示や前照灯は点灯し、ほぼ実車に近しい形になっています。なお、行先表示は普通│天下茶屋となっています。
車椅子、ベビーカーやMetroマークなどの標記類は印刷済みとなっています。残念ながら窓の優先座席標記などはありませんので、別途購入し貼り付ける必要があります。また、ステンレスの色分け(ドアと車体の色の違い)もなされていて良い仕上がりだと思います。
天下茶屋方から2両目の屋根上です。屋根上機器等の塗り分けはありませんが、クーラーの作りがよくできていると思います。
ただポポンデッタ製品の残念なところはモーターです。何度か試運転しましたが他のメーカーと違いぎこちないというか特にスロー走行ではあまりうまく走ってくれません。一度分解して清掃する必要がありそうです。※前に購入したマイクロエース車両も同様で、台車ギアに大量のグリスがついていました…
加工予定箇所
当面は予算の関係もあり施工予定は立っていませんが、
・優先座席標記類の貼り付け
・室内灯の設置
・乗務員用ステップの設置
・中間車のKATOカプラー化(連結面がリアルになります)
を予定しています。
価格面の考察
通販では定価から2割強値引きがありますが、この編成のマニアック度合いを考慮すると比較的良心的だと個人的には思います。
少し前に発売された鉄コレの66系が1万強(加工賃除く)で発売されたことを考えると、どうしても阪急車両のお供にほしい!という方には払っても許容できると思います。私もそのクチでした。ただモーターが不満ですね。まだ本格的に発売され始めて数年、今後の改良に期待したいと思います。
とは言えどもすでに市場に流通していないことから人気の高さが窺えますね。
鉄コレも導入していますので比較記事も掲載できればと思います。
では。