KATOカプラーは見た目がちょっと⋯
先頭部の連結器は見た目もそうですが、先頭車同士で連結させたときの幅も大切になってきます。
KATOは中間の連結器はカトーカプラーによってリアル感ある連結間隔を再現できますが、先頭車はなかなかそうはいきません。
まず、見た目の問題です。

電連をつける前の状態です。
ここに電連をつけるのですがつけると

こんな感じに見た目は改善するのですが、問題は先頭車同士の連結です。

連結間隔が広くなってしまいリアル感が一気に低下してしまいます。先頭車カプラーはTOMIXのほうに軍配が上がります。
そこで今回はKATOの先頭車カプラーをTOMIXカプラーに変更して連結間隔をリアルにする、そんな加工を行いたいと思います。
用意するもの
- みやこ模型K-96 K社電車用D Nゲージ TN化位置決め治具
- JC6324(今回はJC7270を使用)
- ピンバイス
- 固定用ネジ(太さ1.0m)


基本的にはみやこ模型さんのマニュアル通りに加工していきます。
作業手順①床下部分の加工
まずは先頭車ボディ、ライトユニット、スカート等を取り外し、床下のみとします。
カプラーを設置する場所に治具を置き、位置決めし外枠をマジック等でなぞり、型取りします。(下部写真を参照)

マジックで囲った線部分を切り取るのですが、線に沿ってピンバイスで穴をあけつづけます。

これにデザインナイフ等で穴に沿って当該部分をカットします。

少しヤスリがけしてするとキレイにカットできます。
作業手順②TNカプラーの加工
続いてTNカプラーの加工を行います。推奨はJC6324なのですが、在庫切れだったことや、最近くろしお用にTOMIXが新発売したJC7270があったので、今回はこちらを使用することにしました。

ここで気づく方は気づくと思いますが、JC6324と形が違う!ということはうまくハマらないんじゃないか?!と焦ってしまうところですが、問題ありません。このまま進めましょう。
説明書には「幅11m」にTNカプラーを加工するとありますが、ちょうどTNカプラーの先端部の幅になるようにカットすれば大丈夫です。(下部写真参照)


カットを終えるとカプラーを床下にとめるため、ネジの下穴をあけます。もう1つの小さめの治具をカプラーに置き、位置が決まればピンバイスで穴をあけていきます。
今回は推奨ではないJC7270を使用しているため、凸部が緩衝してしまいうまくハマらず仕方なく現物合わせで調整し、セロテープで仮止めしました。

あとは治具の穴があいているところを目がけてピンバイスで穴あけするだけです。
作業手順③TNカプラーを床下にネジで固定
ネジで固定する前に、先にボディやライトユニットを元に戻しておきます。

床下に穴をあけたところにTNカプラーを装着しネジどめをします。本来は穴をあけたところにピッタリカプラーがハマりますが、今回のJC7270は形が推奨と異なるため、現物合わせで位置決めをし、ピンバイス(0.7mm)で穴あけをします。
なお、現物合わせと言っても前のほうに合わせてつけるだけなのでそこまで難しくはなかったです。その後は1.0mmのネジを回してとめます。

取り付け後、もう一回ボディを取り外し、スカートを取り付けたら完成です。
そして完成、連結へ


いずれの写真も、左が取り替え後のKATO、右がTOMIXの車両となります。見た目もかなり良くなりましたし、やはり一番はKATO、TOMIX関わらず連結ができるようになったことです。
ではその連結はというと⋯

KATOの連結間隔より狭くなりましたね!他にも⋯

3両+3両の連結や、


さらに随分前に購入したTOMIX287系こうのとり号の連結もできるようになりました。
最後に
最初は大掛かりな加工だと思って敬遠していたのですが、意外とやってみると難しくなくすんなりとできたように思います。
みやこ模型さんはこの他にも沢山加工のための補助治具が販売されています。次はかなり前に購入したKATO製京急2100形のTNカプラー化にも挑戦してみたいと思いますが、その前に安定的なTNカプラーの供給を求めたいですね。
なお、毎度のことですが加工は自己責任でお願いいたします。
